6歳頃になると乳歯から永久歯への生え替わりが始まります。
乳歯から永久歯への変化には、乳歯が抜けて永久歯とかわる所と、
今ある乳歯の更に奥に永久歯が生えて歯の本数が増える所があります。
乳歯は全部で20本ですが、永久歯になると28本(親知らずは更に上下左右の+4本で32本)になります。
歯の生え替わりが始まると、歯の高さや歯並びが凸凹になってハミガキがしづらくなります。
*第一大臼歯(6才臼歯)が生えてきたかな?
乳歯の奥歯の更に奥、前から数えて6番目の歯が生えてきたかどうか確認してみましょう!
生えてる途中は背が低い状態が続くので、気づきにくく、歯ブラシも届きにくいので注意が必要です。
この第一大臼歯(6才臼歯)は永久歯の中でも噛む力が1番強く、これから生えてくる永久歯の歯並びを決める大切な歯です。
噛み合わせの面や側面には溝があり、ムシバになりやすいので、しっかりハミガキして予防を心がけましょう。
他の歯と同じ様に歯ブラシを当てても届かないときは、
歯ブラシを横から入れた1本みがきや歯ブラシを縦にした縦みがきなど、場所によって当て方を工夫してみて下さい。
全部の歯をひとりでみがけるように親子で一緒に練習していきましょう。
出来ないところは仕上げみがきでフォローしたり、フロス(糸ようじ)の習慣づけをしていきます。
仕上げみがきは大体10才頃までを目安に、少しずつ自分でみがけるところを増やしていきましょう。
ただし、1人でみがけるようになっても、
☆プロケア
→歯科での定期的な健診やフッ素塗布、シーラント(予防的に溝を埋める処置)などの処置
☆セルフケア
→ご家庭で、歯の成長に合わせて適したアイテムを使ったケア
を合わせて、続けて行なっていくことが大切です。
みんなで力を合わせて、永久歯をムシバにさせないためのケアをしっかりしていきましょう!
(衛生士 T)
歯の数を数えたことはありますか?
乳歯は4~6ヶ月頃から生え始め、3歳頃までに生え揃い、全部で20本になります。
永久歯は6歳頃から生え始め、15歳頃までに生え変わります。
永久歯の数は28本で、親知らず4本を含めると32本になります。
通常は乳歯20本、永久歯28本(32本)ですが、これより多く形成される歯があります。
それを過剰歯と言います。
発生頻度は3%で、男性に多く現れる傾向があります。
上の前歯と親知らずの奥に多く見られます。
過剰歯は生えてくる場合と顎の骨の中に埋もれたままの場合があり、レントゲンを撮った際に発見されることがあります。
歯並びに影響したり、正常な歯に悪影響を与える可能性があるので抜歯されることが多いですが…
問題がなければそのままにしておきます。
ちなみに、身長223cm体重236kgの巨人レスラー アンドレ ザ ジャイアントは42本もあったそうです!
※親知らずは第3大臼歯ですが、アンドレは第5臼歯まであったそうです。
良いパフォーマンスをする為に歯を人一倍大切にしていたらしく、むし歯は1本もなく、歯並びも良かったそうですよ😊
見てみたいな~と思いました。
(衛生士 K)
一般的な目安として、3歳前後に全ての乳歯が生え揃います。
乳歯は全部で20本です。
さぁ、いよいよ自分でしっかりハミガキ出来るようになるために練習を開始しましょう。
<目標>
*食べたらみがく習慣をつける
*正しいみがきかたを覚える
そして、自分で完全にみがけるようになるまでは、お父さんやお母さんによる仕上げみがきはとても大切です!
まずは、歯ブラシの持ち方です
“こんにちは”の持ち方
→歯ブラシの毛先の面を自分と向かい合うように持つ
“さようなら”の持ち方
→毛先の面を自分と反対向きに持つ
みがく時にはフッ素入りのハミガキ剤を使い、うがいをし過ぎずフッ素をお口の中に残すことがポイントです φ(•ᴗ•๑)
フッ素入りのハミガキ剤の使用量はフッ素濃度1000ppmのもので5mmほどです。
そのため、うがいは5~10ml位の少量で1回に留めましょう。
自分でハミガキするときには、事故の無いように、できれば座った姿勢で、何かあっても対処出来るよう大人の目が届く所で行いましょう。
また、みがく時は奥歯から前歯とか、かみ合わせから、など順番を決めてみがくようにしましょう。
そのあとは、しっかり仕上げみがきを行いましょう。
特に、
*上の前歯
*奥歯のかみ合わせ
*歯と歯の間
はむしばになりやすい所のため、しっかり仕上げみがきをしましょう。
歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間は、仕上げみがきの時にデンタルフロス(糸ようじ)を使うのがオススメです。
そして、可能であれば仕上げみがきの時にお口の中をチェックして見て下さい。
黒くなっている所や白く濁った所など、気になるところがあれば検診の時に教えて下さいね。
(衛生士 T)
今日は歯の健康維持についてお話したいと思います。多くの方が忙しい日常生活に追われているかと思いますが、歯の検診は定期的に受けられていますか?
**1. **なぜ定期検診が必要なのか?**
歯科の定期検診は、健康な歯と口の中を保つために不可欠です。虫歯や歯周病は初期症状がわかりにくく、定期検診で早期発見しやすくなります。
**2. **早期発見できる病気**
定期的な歯科検診は、虫歯や歯周病の初期症状を見つけることができます。早期発見できれば、治療が早めに始まり、症状の進行を防げます。
**3. **アドバイスとケア**
歯科衛生士による検診では、個々の口の中の状態に合わせたアドバイスやケアが受けられます。これにより、より効果的な予防策を学び、自宅でのケアが向上します。
**4. **痛みや不快感を未然に防ぐ**
歯の痛みや違和感が出てから歯科を訪れるよりも、定期検診で問題を未然に防ぐことができます。早期のケアで、痛みや不快感を最小限に抑えましょう。
**5. **健康な歯と美しい笑顔**
歯科検診を欠かさないことで、健康な歯を維持し、美しい笑顔を保つことができます。
**6. **まとめ**
検診は、歯と口の中の健康を維持し、全身の健康にも影響を与えます。健康な毎日を送るために、定期的な歯科検診をお忘れなく!
お気軽にお問い合わせいただき、一緒に健康な歯と美しい笑顔を目指しましょう!!
(助手 S)
年末に大掃除は、されましたか?
年明けの地震にあわれた方には、お見舞い申し上げます。
私は日頃から気になってた所を掃除しました。
その時に、細かい所の汚れを取るために歯ブラシを使ったのですが…
細い隙間に入り込んだ汚れがなかなか取れなくて、悪戦苦闘ました💦
諦めかけた頃に歯ブラシを替えてみたら、あっさり汚れが取れました。
改めて、歯ブラシの交換は大切だなぁと思いました。
歯ブラシの交換時期はどのようにされていますか?
歯ブラシの交換時期は
1日3回歯磨きをした場合だと約1ヶ月と言われています。
1ヶ月未満でも歯ブラシの毛先が広がったら交換しましょう。
ただし、1ヶ月経たないうちに毛先が開いてしまうのは、歯磨きする時に力が強いのかもしれません。
強い力で磨き続けると…
歯や歯ぐきが傷付いたり、すり減ったりすることがあるので
力の入れすぎには注意しましょう!
毛先の開いた歯ブラシを使い続けると…
・細菌や汚れが取りきれず、
むし歯や歯周病になりやすくなります
新品の歯ブラシの歯垢除去率が100%とすると
少し毛先が開いた状態では80%
かなり開いた状態だと60%と
歯垢除去率が下がってしまいます。
・口腔内には多くの菌が存在しています。
歯磨きすることで、歯ブラシに菌が付着し
歯ブラシに細菌が繁殖します
使用後は歯ブラシを指を使ってしっかり洗い、水気を切って風通しの良い場所に置いておきましょう
・毛先が開いた歯ブラシを使うと歯や歯ぐきを傷付けてしまうことがあります
以上のことにより、毛先が広がってなくても1ヶ月毎に歯ブラシを交換することをオススメします!
(衛生士 K)
今年もクリスマス時期の大雪でしたね☃️
お届け物は無事に届いたでしょうか?🎅🎁
待合室の絵を交換いたしましたので
来院の際はぜひご覧下さい🌟
(助手S)
]]>最近の子供はあごは細く、顔が小さい子供が多くみられますね。
あごが細いと見た目は良いかもしれませんが、
「噛む力」が衰え、あごが十分に発達しにくく、健康な食事ができないリスクが高まります。
子供のあごの発達不足です。
あごは
①噛むという上下の動き
②食べ物をすりつぶす為の左右の動き
ができる身体の中で唯一、左右対となるふたつの関節です。
最近の子供達は硬い物を食べる機会が減って、柔らかい食べ物ばかりを食べる事が多く、
あごが発達しにくく、上手く噛めない子が増えています。
※柔らかい食べ物
すりつぶす必要がないので、左右の動きを必要としません。
・調理パン
・レトルト食品
・穀物など
※硬い食べ物
すりつぶして食べる必要がある。
・繊維質の多い野菜
・筋のある赤身肉
・海藻類など
すりつぶして食べる食材には食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な物が多く、
きちんと摂取できないと、将来の生活習慣病のリスクが高まります。
そして、幼い頃から偏った食事をとる事で将来早いうちからオーラルフレイルになる危険性が高くなります😞
子供の好きな物だけでなく、季節の旬の野菜やこんにゃく、
豆類など歯ごたえのある食べ物にチャレンジしてみてはどうですか☆
また多世代で食事をする事はとても良い事なので、お爺ちゃんお婆ちゃんと一緒に食事をし、
礼儀作法や伝統的な和食の食べ方を学ぶ事は子供の為になります(^-^)
みんなで一緒に食卓を囲んで、わいわいと会話をし、笑いあいながら食事をしてみてはどうでしょう☆
(衛生士 M)
お子さんのお口の中には、個人差はありますが8ヶ月頃から下の前歯が生えてきます。
生えてきたら、歯みがきの練習と仕上げみがきをスタートしましょう!
この時期はまだお子さんだけではキチンとみがけないので、
パパママが毎日しっかりと仕上げみがきをすることが大切です!
★お子さんに出来るようになって欲しいこと
☆ジブンみがきの練習
自分でハブラシを口の中に入れて慣れることが目標
→パパママが一緒にみがいてマネをさせたり、歌やリズムをとりながら楽しい雰囲気でしてみましょう。
☆ブクブクうがいの練習
①水を口に含んだら吐き出す練習
②水を含まずに頬を膨らませる練習
③上の2つが上手にできたら、水を口に入れてブクブクうがいをしてみましょう。
※ブクブクうがいが出来るようになったら、フッ素が入った低発泡ジェルなどを使い始めて下さい。
↓
フッ素には
*再石灰化の促進…エナメル質の修復を促進する
*歯質強化…歯を強くする
*細菌の酸産生抑制…酸が作られるのを防ぐ
働きがあります。
★親子で挑戦
☆1日1回以上、特におやすみ前にしっかりと仕上げみがき
↓
*ハブラシはえんぴつ持ちで、力を入れずに細かくみがく
*上の前歯2本の間には「上唇小帯」という筋があって、ここにハブラシが強く当たると痛みがあったり、
歯みがきを嫌がる原因になるため、人差し指でガードしながらみがく
※仕上げみがきの時は膝に仰向けになった寝かせみがきで、「イー」の口と「アー」の口にさせるのがポイントです。
※ムシ歯になりやすいため重点的にみがきましょう。
↓
・上の前歯の外側
・奥歯のかみ合わせ
仕上げみがきのハブラシは奥歯まで届きやすいコンパクトなヘッドのもので、
パパママが持ちやすい大きさのものを選んで下さい。
また、お子さんのハブラシは噛んでしまうことが多く、毛先が開いてみがいても汚れが落ちにくいため、
お子さん用と仕上げみがき用の2本のハブラシを使い分けることが推奨されています。
できれば早い時期から糸ようじに慣れることもオススメです(*^^*)
(衛生士 T)
11月に入りましたが、本当に11月なの?という天気が続いていますね😳🔆
小松では過去の11月の夏日日数の連続記録・最多記録ともに2日となっており、
これら2つの最多記録を更新したそうです。
朝晩と日中の寒暖差が激しいので体調管理に気をつけたいですね😵
待合室の絵を交換いたしましたので、来院の際はぜひご覧下さい💐
(助手 S)
高齢の患者様で
「毎日、一生懸命に歯を磨いて、歯医者さんでも定期検診を受けているのに、どうして悪くなっちゃうの?」
と思われてる方や、定期検診を行ったとしても、歯周病や虫歯を繰り返してしまうと
「もう歳だから仕方ないかな…」とおっしゃる方がいます。
高齢者における歯科疾患の悪化は、口腔機能の衰えととても密接な関係があります。
※手先の筋肉が衰えて上手く動かせなくなる
→ブラッシングスキルが下がって、口腔衛生状態が悪化する。
※身体の筋肉が衰えている
→舌や喉の筋肉も同時に衰えていると考えられる。
しかし、
「高齢者=全員問題あり」ではないです!
すべての人が同じ様に衰えていく訳ではないです。
年齢や全身疾患や身体を動かしているかによって変わってきます。
口腔機能の向上が高齢者のQOLのアップや介護予防や要介護の重度化を防ぐ事になります。
残存している歯が多い事は、健康にとっても良い事です!
健康に気を遣いながら歳を重ねていけば防げる老いもあります!
オーラルフレイルを進行させずに、要介護や寝たきりをくい止めていきましょう😊
(衛生士 M)
『慢性炎症』という言葉を聞いたことがありますか?
炎症とは、歯肉の発赤、出血、腫れ、痛みのことです。
慢性炎症は、一過性に治まるはずの炎症反応が完全に治まらずにダラダラ長引き、持続的に炎症を抱えている状態のことです。
歯周病の大きな特徴の一つが「慢性炎症」です。
歯周病になると歯の周りの組織が炎症し、特に歯肉は赤く腫れてきます。ひどいと膿が出てくることもあります。
歯肉が炎症を起こすとたくさんの炎症性物質が作られます。
この炎症性物質が歯肉の血管から入り込んで血流を通じて各臓器にたどりつくことがわかっていて、
全身の疾患につながったり悪化させたりします。
以下は、歯周病による慢性炎症によって悪化する病気の代表的なものです。
⚫︎糖尿病
歯周病菌が血糖値を下げるインシュリンの働きを阻害して悪化させる可能性があります。
⚫︎心筋梗塞や脳梗塞
心筋梗塞、脳梗塞は血管の病気の代表です。こうした循環器疾患の引き金になるのが動脈硬化で、
動脈硬化を起こした血管内壁から歯周病菌が見つかったと多くの研究結果でわかっています。
⚫︎早産・低体重児出産
早産の妊婦さんや早産・低体重児のリスクのある妊婦さんの羊水や胎盤組織から歯周病菌が検出されたことがわかっています。
⚫︎間接リウマチ
歯周病と間接リウマチの病因、病態に共通点が多く、免疫力の低下によって歯周病を併発しやすい一方で、
歯周病治療で間接リウマチの病状が改善したという報告もあります。
⚫︎慢性腎臓病
歯周病の重症度と腎臓の機能低下が関わっていることが報告されています。歯周病が慢性腎臓病を悪化させる可能性があります。
⚫︎誤嚥性肺炎
誤嚥にともなって食べ物や唾液などが病原菌とともに気管内に入ることで起こる肺炎です。
原因となる菌に歯周病菌も含まれることがわかっています。
⚫︎骨粗鬆症
歯周病と骨粗鬆症は骨に変化があらわれる病気でとても深い関わりがあります。
骨粗鬆症によって全身の骨密度が低下し、歯を支える顎の骨の骨密度や骨量の低下が起こることがあり、
こういう状態で歯周病が発症すると進行も早くなります。
歯周病になることで全身に深く関わることがわかったと思います。
歯磨きすると出血するとか違和感があるなど、ちょっとした症状でも早めに歯医者さんで診てもらう事で
ご自身の健康につながると思いますので、ぜひ歯科検診をしましょう!
(衛生士 S)
歯が白いと顔の印象が違いますね!
マスクなし生活も少しずつ浸透してきていますが、きれいな白い歯だと笑顔が数段アップして見えます✨
来院された時に、歯を白くしたいと言われる方がいらっしゃいますが…
クリーニングとホワイトニングを同じものだと思われている方が割りと多いので、今回はその2つの違いについて書いてみようと思います。
まず、歯のクリーニングとは…
歯の表面に付着した歯垢、歯石、着色を除去するものです。
コーヒー、ワインなどに含まれるポリフェノールやタバコのヤニなど歯の表面に付着した着色は、クリーニングで除去できます。
※保険適用です。
ホワイトニングは…
天然の歯を根本から白くするものです。
ホワイトニングの薬剤を使い、歯に染み込んだ有機性の着色成分を分解・漂白します。
加齢で歯が黄色くなるのは…
歯の表面は半透明のエナメル質で覆われていて、その下に黄色い象牙質があります。
加齢により、エナメル質は磨耗して薄くなっていき、象牙質の色はだんだん濃くなっていきます。
その結果、エナメル質から下の象牙質の色が透けて黄色っぽく見えるようになってくるからです。
※ホワイトニングは保険適用外です。
ホワイトニングにはホームホワイトニングとオフィスホワイトニングがあります。
ホームホワイトニングは自宅で行うホワイトニングです。
歯科医院で専用のマウスピースを作り、自宅でマウスピース内にホワイトニング剤を入れて数時間着用してもらいます。
2週間~数ヶ月かけて少しずつ白くなっていきます。
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングです。
ホームホワイトニングよりも高濃度のホワイトニング剤を用いて行うホワイトニングです。
一回の施術でも効果が出やすいと言うのが特徴です。
ホワイトニングの適応外
・エナメル質、象牙質形成不全による歯の変色
・被せ物、つめ物
・神経のない歯(歯の内部にお薬を封入して白くするウォーキングブリーチ方はあります)
・無カタラーゼ症の方は禁忌
当院ではホームホワイトニングのみ行っております。
興味がある方は気軽にお尋ねください☺️
(衛生士 K)
赤ちゃんが生まれたら、
※歯が生える前から口の中や周りを触ってみる
※パパとママもお口の中の環境を整える
など、親の意識や習慣から予防歯科は始められます。
〈マタニティ期〉
妊娠するとつわりや女性ホルモンの分泌増加によって、口の中の環境が悪化しやすくなります。
・つわりによる嘔吐や唾液の減少で口の中が酸性になりやすい
・つわりで歯みがきがつらい
・食習慣や嗜好の変化など
↓
虫歯が発症したり、進行しやすい
たとえば、つわりでお口の中のケアが充分できないときは、
*食後はブクブクうがいだけでも行い、体調の良い時にゆっくり歯みがきを
*どうしてもできないときは、洗口液で出来るだけお口の中を清潔に
*辛味などの香味を抑えた歯みがき剤を
*奥まで楽に届きやすい小さなヘッドの歯ブラシを
〈生まれたら〉
歯みがきの第一歩はお口周りのスキンシップから
たとえば、
・手のひらで頬を触る
・清潔な指で唇の周りや歯ぐきを軽く触る
・歯が生えてきているかお口の中を観察
個人差がありますが、8ヵ月頃から下の前歯が生えてきます
歯ブラシを自分で握って持つことが出来るようになったら、そばに座らせて自由に持たせてみましょう。
まだ磨くことが目的ではなく、
・歯ブラシを口の中に入れる
・口の中の刺激に慣れる
ことが大切です
ただし、歯ブラシをお口に入れたまま、走る、遊ぶなどすると、場合によっては転倒などによる思いがけない事故になることがあります。
お子さまが歯みがきをするときは、保護者が必ずそばで注意を払って下さい。
ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはムシ歯菌はいません。
ムシ歯の原因となるミュータンス菌は食器の共有や熱いものをフーフーして冷ますなど、唾液を介してパパやママなどから伝わります。
そのため、マタニティ期・産後の歯みがき習慣、食事習慣の改善やムシ歯治療が大切です。
ママだけでなく、家族全員で意識して、予防歯科を始めていきましょう。
(衛生士 T)
最近来院された方はお気付きになりましたでしょうか?
院内で取り扱っている歯ブラシや歯磨剤などのディスプレイを新しくしました🪥
患者様に興味をもっていただけるようにスタッフ皆で考え、
可愛く、分かりやすくディスプレイいたしました☺️
ご来院の際はぜひご覧ください😆✨
(助手 S)
みなさんは食事中にむせた経験はありませんか!?
私も慌てて食べるとたまにむせる事がありますが、
普段ゆっくり食べていても、食事中に飲み物や食べ物がするっと喉の奥の方に入って、
むせてしまう事はありませんか?
日常生活以外でも、歯科の治療で、歯のクリーニング中や虫歯の治療中などに、
お水をためる事が難しくなり、むせて咳き込んだ事はありませんか?
むせて咳き込んでしまうのは、飲み込む為の筋力が落ちているからかもしれません。
この筋力は加齢と共に衰えてしまうのですが、よく噛んでゆっくり食べる事に気をつけながら、体操で鍛える事ができます☺️
体操の一つにパタカラ体操があります✨
〝パタカラ体操〟とは
「パパパ…タタタ…カカカ…ラララ…」を10回ずつ連呼します。1日3セット行います。
「パ」→唇をしっかり閉じて発音する
「タ」→舌の先をしっかり上あごにくっつける
「カ」→喉の奥に力を入れて、喉を閉めて発音する
「ラ」→舌をしっかり巻くようにする
パタカラ体操で期待できる効果は
「パ」は唇で吸い込んだりすすったりする事が上手になり、食べこぼしが減ります。
「タ」は食べ物を口の中で押しつぶしやすくなります。
「カ」は飲み込みがスムーズになります。
「ラ」は食べ物を口の中で丸めるのが上手になります。
みさなん是非〝パタカラ体操〟をやってみて下さい😊
(衛生士 M)
松任消防署にてAED研修を受けてきました。
最近、病院だけでなく駅・コンビニ・学校など、人が集まる所を中心にAEDの設置が広まり、
一度は目にした方もおられるのではないでしょうか?
AEDとは『自動体外式除細動器』のことで、正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に電気ショックを与えて、
正常なリズムに戻すための医療機器です。
操作は難しそうに思えますが、AEDは操作方法を音声でガイドしてくれるので、簡単に使用することが出来ました!
流れ
①周囲に危険がないか確認。
②反応の確認。肩を叩いて声を掛ける。「大丈夫ですか?」
③反応が無ければ周りの人に応援を呼び掛ける。(119番通報とAED依頼を、指名して呼び掛ける)
④呼吸の確認。10秒間呼吸しているかを見て確認する。
⑤呼吸が無ければ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)。100~120回/分のリズムで、約5cm沈むように圧迫。
(アンパンマンマーチが丁度いい速さだそうです!)
⑥AED到着。音声に従って操作(電極パッドを貼る→離れる→電気ショック、の順)。
⑦息をしていなければ、⑤⑥を繰り返す。
①〜⑦のレクチャーを受け、AEDのデモ機と人形を使ってロールプレイングを行いました。
10年ほど前に学校でAEDの使い方や胸骨圧迫を教えてもらった記憶があるのですが、
やり方も少し変わっていたり、単純化されてもっと分かりやすくなっているところもありました。
AED研修は2年に1度受けるのが目安とされているそうです。
自分の家族や大切な人にもしものことがあった時に、学んでおいて良かった…となれるように、
皆さんも機会があれば受講してみてはいかがでしょうか?
当院ではAEDを設置しております。
スタッフ全員がAEDの研修を受講し、皆様が安心・安全に治療を受けて頂けるよう努めてまいります!
(助手 S)
歯周病かどうかご自身で把握してますか?
見た目では判断できないので、歯医者さんに行って検査してもらわないとわからない病気です。
歯周病の恐ろしい所は、自覚症状があまりない状態で進行していくことです。
別名「サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)」や「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。
自覚症状なく何が進行していくかというと歯を支える周りの骨が溶けていくことです。
骨は歯茎に覆われているので、鏡で見ても骨が溶けていることはわからないのです。
気づかないうちに歯がグラグラ動き出し、しまいに自然と抜け落ちてしまうのが歯周病です。
そうならない為に下のセルフチェックをしてみてください。
一つでも当てはまる項目があれば歯周病の可能性があります。
◽︎ 歯茎が腫れる。
◽︎ 歯茎がムズムズする。
◽︎ 歯が浮いた感じがする。
◽︎ 冷たい物がしみる。
◽︎ 歯磨きすると歯茎から血が出る。
◽︎ 起きたときに口の中がネバネバする。
◽︎ 歯がグラグラする。
◽︎ 口臭がする・指摘された。
◽︎ 歯に歯石がついている。
◽︎ 歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい。
◽︎ 歯茎が下がって長くなった感じがする。
◽︎ 以前と歯並びが変わったような気がする。
どうでしたか?早めに処置すれば歯周病は予防できます!
症状が強くなくても、歯医者さんに行って診てもらいましょう。
(衛生士 S)
ジメジメとした梅雨の季節がやってきましたね☔️
梅雨は何かと体調を崩しやすい季節。
体調管理に気をつけて梅雨を乗り切りましょう!
水分補給も大切ですね!
待合室の絵を交換いたしましたので、
来院の際ぜひご覧下さい🖼
(助手 S)
乳歯が抜けた時、どのようにしていますか?
日本では…
上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に放り投げると丈夫な歯が生えてくるという風習があります。
では、世界の国々では抜けた乳歯はどのように扱われているのでしょうか?
扱い方は多少差がありますが、多い順にまとめてみました。
1、屋根に放り投げる(下の歯のみを含む)
ブラジル、インド、中国、韓国など22ヶ国
2、枕の下に入れておく
アメリカ、カナダ、イギリス、フランスなど14ヶ国
3、地面に投げる、置く(上の歯のみを含む)
シンガポール、タイなど6ヶ国
4、ネズミが持っていける場所や巣に置く
ロシア、南アフリカなど5ヶ国
5、太陽に向かって投げる
エジプト、モロッコなど4ヶ国
後は…
南米コスタリカでは抜けた歯に金メッキをしてイヤリングを作る
モンゴルでは抜けた乳歯を若い犬にあげる
などあるそうですが
ドイツでは何もしないそうです。
いずれにしても、どの国でも乳歯は大切にされているようですね☺️
(衛生士 K)
数年前から「フレイル(虚弱)」と言う言葉を歯科界で耳にするようになりました。
そこからオーラルフレイルや口腔機能の低下が注目されはじめました。
みなさんはご存知ですか!?
「噛める」=「食べられる」ではない事を!!
軟らかいご飯やおかずを〝噛む〟事は出来ても〝飲み込もう〟とすると誤嚥して吐き出して食べれないのです。
「食べる」事の重要な役割をもつのが、『口腔機能』です😌
口腔機能とは
①食べる
②話す
③感情表現
④呼吸するなどです。
今は困ってないから今後も大丈夫とは限りません(>_<)
口腔機能の低下の兆候として、
・食事中に食べ物を飲み込む時に水を飲まないと飲み込めない人
・舌や唇をかむ事が多くなった人
・くちゃくちゃ音を立てて食べている人
・時々咳ばらいをする人
などはいずれ口から食べる事が難しくなります。
みなさんが1番望む事は何ですか?
「自分の歯でいつまでも美味しく食べられる事」だと思いませんか✨
口腔機能の低下は、口の中や口周りのマッサージや、飲み込む力を鍛えるトレーニングや、
口周りの筋肉や舌を動かす事で予防ができるので、気になる方や興味のある方はいつでもお聞きください😊
(衛生士 M)