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2024年03月

2024.03.21

6~12歳(永久歯が生えてきたら)の予防歯科

6歳頃になると乳歯から永久歯への生え替わりが始まります。
乳歯から永久歯への変化には、乳歯が抜けて永久歯とかわる所と、
今ある乳歯の更に奥に永久歯が生えて歯の本数が増える所があります。
乳歯は全部で20本ですが、永久歯になると28本(親知らずは更に上下左右の+4本で32本)になります。
歯の生え替わりが始まると、歯の高さや歯並びが凸凹になってハミガキがしづらくなります。


*第一大臼歯(6才臼歯)が生えてきたかな?

乳歯の奥歯の更に奥、前から数えて6番目の歯が生えてきたかどうか確認してみましょう!
生えてる途中は背が低い状態が続くので、気づきにくく、歯ブラシも届きにくいので注意が必要です。

この第一大臼歯(6才臼歯)は永久歯の中でも噛む力が1番強く、これから生えてくる永久歯の歯並びを決める大切な歯です。
噛み合わせの面や側面には溝があり、ムシバになりやすいので、しっかりハミガキして予防を心がけましょう。

他の歯と同じ様に歯ブラシを当てても届かないときは、
歯ブラシを横から入れた1本みがきや歯ブラシを縦にした縦みがきなど、場所によって当て方を工夫してみて下さい。
全部の歯をひとりでみがけるように親子で一緒に練習していきましょう。
出来ないところは仕上げみがきでフォローしたり、フロス(糸ようじ)の習慣づけをしていきます。
仕上げみがきは大体10才頃までを目安に、少しずつ自分でみがけるところを増やしていきましょう。

ただし、1人でみがけるようになっても、

☆プロケア
→歯科での定期的な健診やフッ素塗布、シーラント(予防的に溝を埋める処置)などの処置

☆セルフケア
→ご家庭で、歯の成長に合わせて適したアイテムを使ったケア

を合わせて、続けて行なっていくことが大切です。
みんなで力を合わせて、永久歯をムシバにさせないためのケアをしっかりしていきましょう!

(衛生士 T)


    

2024.03.05

過剰歯って知ってる?

歯の数を数えたことはありますか?

乳歯は4~6ヶ月頃から生え始め、3歳頃までに生え揃い、全部で20本になります。
永久歯は6歳頃から生え始め、15歳頃までに生え変わります。
永久歯の数は28本で、親知らず4本を含めると32本になります。

通常は乳歯20本、永久歯28本(32本)ですが、これより多く形成される歯があります。
それを過剰歯と言います。
発生頻度は3%で、男性に多く現れる傾向があります。
上の前歯と親知らずの奥に多く見られます。
過剰歯は生えてくる場合と顎の骨の中に埋もれたままの場合があり、レントゲンを撮った際に発見されることがあります。
歯並びに影響したり、正常な歯に悪影響を与える可能性があるので抜歯されることが多いですが…
問題がなければそのままにしておきます。

ちなみに、身長223cm体重236kgの巨人レスラー  アンドレ ザ ジャイアントは42本もあったそうです!
※親知らずは第3大臼歯ですが、アンドレは第5臼歯まであったそうです。
良いパフォーマンスをする為に歯を人一倍大切にしていたらしく、むし歯は1本もなく、歯並びも良かったそうですよ😊
見てみたいな~と思いました。

(衛生士 K)

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