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2024.03.05

過剰歯って知ってる?

歯の数を数えたことはありますか?

乳歯は4~6ヶ月頃から生え始め、3歳頃までに生え揃い、全部で20本になります。
永久歯は6歳頃から生え始め、15歳頃までに生え変わります。
永久歯の数は28本で、親知らず4本を含めると32本になります。

通常は乳歯20本、永久歯28本(32本)ですが、これより多く形成される歯があります。
それを過剰歯と言います。
発生頻度は3%で、男性に多く現れる傾向があります。
上の前歯と親知らずの奥に多く見られます。
過剰歯は生えてくる場合と顎の骨の中に埋もれたままの場合があり、レントゲンを撮った際に発見されることがあります。
歯並びに影響したり、正常な歯に悪影響を与える可能性があるので抜歯されることが多いですが…
問題がなければそのままにしておきます。

ちなみに、身長223cm体重236kgの巨人レスラー  アンドレ ザ ジャイアントは42本もあったそうです!
※親知らずは第3大臼歯ですが、アンドレは第5臼歯まであったそうです。
良いパフォーマンスをする為に歯を人一倍大切にしていたらしく、むし歯は1本もなく、歯並びも良かったそうですよ😊
見てみたいな~と思いました。

(衛生士 K)

2023.11.02

「歯科疾患」と「口腔機能」はつながっている!!

高齢の患者様で
「毎日、一生懸命に歯を磨いて、歯医者さんでも定期検診を受けているのに、どうして悪くなっちゃうの?」
と思われてる方や、定期検診を行ったとしても、歯周病や虫歯を繰り返してしまうと
「もう歳だから仕方ないかな…」とおっしゃる方がいます。

高齢者における歯科疾患の悪化は、口腔機能の衰えととても密接な関係があります。

※手先の筋肉が衰えて上手く動かせなくなる
→ブラッシングスキルが下がって、口腔衛生状態が悪化する。
※身体の筋肉が衰えている
→舌や喉の筋肉も同時に衰えていると考えられる。

しかし、
「高齢者=全員問題あり」ではないです!
すべての人が同じ様に衰えていく訳ではないです。
年齢や全身疾患や身体を動かしているかによって変わってきます。

口腔機能の向上が高齢者のQOLのアップや介護予防や要介護の重度化を防ぐ事になります。

残存している歯が多い事は、健康にとっても良い事です!
健康に気を遣いながら歳を重ねていけば防げる老いもあります!

オーラルフレイルを進行させずに、要介護や寝たきりをくい止めていきましょう😊

(衛生士 M)