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歯周病

2023.07.20

歯周病になっていませんか?

歯周病かどうかご自身で把握してますか?
見た目では判断できないので、歯医者さんに行って検査してもらわないとわからない病気です。

歯周病の恐ろしい所は、自覚症状があまりない状態で進行していくことです。
別名「サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)」や「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。

自覚症状なく何が進行していくかというと歯を支える周りの骨が溶けていくことです。

骨は歯茎に覆われているので、鏡で見ても骨が溶けていることはわからないのです。

気づかないうちに歯がグラグラ動き出し、しまいに自然と抜け落ちてしまうのが歯周病です。

そうならない為に下のセルフチェックをしてみてください。

一つでも当てはまる項目があれば歯周病の可能性があります。

◽︎ 歯茎が腫れる。
◽︎ 歯茎がムズムズする。
◽︎ 歯が浮いた感じがする。
◽︎ 冷たい物がしみる。
◽︎ 歯磨きすると歯茎から血が出る。
◽︎ 起きたときに口の中がネバネバする。
◽︎ 歯がグラグラする。
◽︎ 口臭がする・指摘された。
◽︎ 歯に歯石がついている。
◽︎ 歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい。
◽︎ 歯茎が下がって長くなった感じがする。
◽︎ 以前と歯並びが変わったような気がする。

どうでしたか?早めに処置すれば歯周病は予防できます!

症状が強くなくても、歯医者さんに行って診てもらいましょう。

(衛生士 S)


    

2023.05.27

歯周病菌の感染と発症

歯周病菌は唾液を介して感染するので、親子間や夫婦間で感染します。
感染経路としては・・・
・家族や恋人とのキス
・食器等を一緒に使う
・料理の共有
・家族や友人と飲み物を回し飲み
・ふーふーしてから子供に食べさせる

大事なペットとのスキンシップも要注意です。
飼っている犬の口からも家族と同じ歯周病菌が検出されたという報告もあります。

感染したら気づけるのでしょうか。
風邪の菌が体内に入った直後は気づかないと思います。
後から発熱や喉の痛みなど発症して初めて気づくように、
歯周病菌も感染した時はわからないのです。
ですが、歯周病菌は感染してもすぐに発症するわけではありません。
発症するリスクが高くなる要因として・・・
・口腔内の不衛生
→菌数が多いと歯周病の発症に繋がる

・喫煙
→タバコに含まれるニコチンがプラークを付きやすくするのと体の免疫力を下げる

・補綴物の不適合
   →すき間や段差にプラークが残りやすく歯周病やむし歯になりやすい

・歯列不正
→歯並びが悪いと歯周病の発症と進行に繋がりやすい

・糖尿病
→歯周病も悪化させる恐ろしい病気です

・女性ホルモン
→ホルモンバランスが変わる事で体調を崩しやすくなり、歯周病菌が住みやすい環境になりやすい

・ストレス 
→身体の免疫力が下がることで歯周病の発症、進行に繋がる 

などがあります。

大事なことはなるべく感染させないことと発症しにくい環境を作ることです。
まずはお口の中を清潔にしておくことです。
毎日の歯磨きはもちろんですが、歯周病になっていないかどうか検診することも大切です。
ぜひ、来院していただき歯周病検査、クリーニングをして歯周病予防をしていきましょう🪥

(衛生士 S)