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2024.07.16

ストレスと歯の痛みの意外な繋がり

今回は、日常生活に潜むストレスと歯の痛みとの意外な関係についてお話ししたいと思います。
歯の健康は私たちの全体的な健康と深く関連しており、ストレスが引き起こすさまざまな影響の一つとして
歯のトラブルが挙げられることに驚かれるかもしれません。

ストレスと歯ぎしり

ストレスが高まると、多くの人が無意識のうちに歯ぎしりや噛み締めをしてしまうことがあります。
これにより、歯や歯ぐきに痛みが生じることがあります。定期的な歯科検診で、歯ぎしりの影響を把握しましょう。

ストレスと虫歯

ストレスは食事習慣や口腔ケアの乱れにつながり、虫歯のリスクを高めることがあります。
ストレス時に多く摂る甘いおやつや飲み物が、歯に害を及ぼすことになります。
ほどほどにしてバランスのとれた食生活を心掛けましょう。


少しでも和らげるために…

    ・毎日の運動やストレッチ
    ・口筋ほぐし
    ・趣味や余暇の確保
    ・気がついた時に歯と歯を離して食いしばりを緩める


口筋ほぐしのやり方

    1.両頬に手をあてて噛むとぷくっと出てくるのが口筋。そこをほぐしていきます
    2.両手を軽くこぶし握る状態にする
    3.人差し指~小指までの4本指の、第1関節から第2関節までの平らな部分を咬筋に添える
    4.両手のこぶしで頬を挟むように軽く圧をかける
    5.口の力を抜いて少し開ける
    6.圧をかけたまま、こぶしをクルクル回して咬筋をマッサージする


歯の健康は意外にも日常の生活習慣や心の健康と密接に関連しています。
定期的な歯科検診でストレスの影響を受けやすい部分を把握し、適切に対処していきましょう!

(助手 S)

2024.07.08

ご報告

遅くなりましたが、

当院は令和6年6/12をもって開院より10年目を迎えました。

これまで来院された地域の皆様方、関係者の皆様には心より御礼申し上げます。

今後もより一層精進し、スタッフ一同地域の皆様に貢献できるよう取り組んで参ります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

佐々木歯科 院長 佐々木隆通

2024.07.02

待合室より

今年は梅雨が遅れているようですね。
短期集中型の雨になりそうとのことで、洪水などの雨による被害がでないことを祈るばかりです…。

そんな中、当院に通ってくださる患者さんが、素敵な絵を新たに持ってきてくださいました!
今回もほわっと心が温かくなる素敵な絵で個人的には、右上の釣りをしている2人の絵が好きです!

私の両親がよく釣りに行くので、暇なときについて行って一緒に釣りをしていました!
魚釣りの醍醐味は釣りだけじゃなく、ボーッと海を見つめたり波の音を聴いたりととっても心が落ち着くので、
魚が釣れたらもちろん嬉しいですが、釣れなくても楽しかったなぁ〜と帰ってくることができます!

歯科から車で約10分のところにCCZビーチがありますので、
見つめるだけでも気分のリフレッシュになるのではないでしょうか?

(助手 S)

2024.06.22

待合室より

6月に入って、紫陽花の花がきれいに咲いているのを見掛けます
全国的にも梅雨入りが発表され 万物に潤いをもたらす季節 
当院のまわりの木々も深みを増し 木々の花々 
あじさいも きれいに咲いております
ご来院の際はご覧いただけると幸いです

(助手 K)

2024.06.10

歯磨きの回数と虫歯

皆さん、食後に歯磨きをする方が多いと思いますが、
「それは何のためにしていますか?」
ほとんどの方は
「虫歯の予防のため」と答えるかと思います。
では、虫歯のためには1日何回歯磨きをしたらいいと思いますか?

歯科疾患実態調査によると、60年程前まではまだ毎日歯磨きをする人は国民の6割程度だったと記されています。
また、歯を磨くタイミングは現在とは異なり、「起きてすぐ」が一般的でした。
その理由の1つ、
「寝ている間にお口の中の細菌が増殖し、起床時に細菌が多くなっている」
ということから朝食前にお口の中をキレイにする、という習慣が定着したようです。

今のような食後の歯磨きになったのは、聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、
「3-3-3 運動」が大きく影響したようです。
それは、
「1日3回、食後3分以内に、3分間歯を磨こう」
というものでした。

毎食後に磨くことで、
*食べかすを取り除き、1日を通じてお口の中を清潔に保てる
*プラーク(歯垢)の中のpHが食後、急激に低下するため、すぐに磨くことで虫歯を予防できる
そして、夜間 お口の中の細菌の増殖を防ぐために寝る前にキレイに磨く習慣も徐々に一般化し、
起床時に磨く人よりも寝る前に磨く人の方が多くなりました。
でもこれはエビデンスに基づくものではなく、
1日のお口の中の細菌の増殖や代謝のタイミングに基づいて考えられてきたと言えそうです。

実際、歯磨き回数が少ないほど虫歯の発生は多く、歯磨き回数が1日1回と2回ではわずかですが違いがありました。
また、乳歯と永久歯では乳歯の方が歯磨き回数が少ないほど虫歯の発生と増加が多い傾向にあります。
この結果だけを見ると
「歯磨き回数が多いければ多いほどいい」
と思うかもしれませんが、歯磨き回数が1日2回と3回で比べると、その差はあまりありませんでした。
また、世界的にみても、フッ化物配合歯磨剤を使用し、最低でも1日2回磨くことが推奨されています。
そのため、虫歯の予防のためには1日2回以上の歯磨きがオススメです。

そして、回数だけではなくフッ化物配合歯磨剤や歯間清掃用具の適切な使用、
ブラッシングの技術なども重要なため、定期検診時に是非確認しましょう。

(衛生士 T)