佐々木歯科医院

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ブログ

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2025.09.13

大人になったら上手に歯みがきできる?

子供さんの検診では歯みがき指導を受けることが良くあると思いますが、
実際、指導をしている私達も指導によって変わる可能性を信じて行っています。

*大人になれば今より上手にできるようになる

*今は言うこと聞いてくれなくても大きくなったら指導を聞いてくれる

*指導することで知識が増えて行動が変わる

実はこれは思い込みで、実際は大人のプラークスコアや虫歯、歯周病は
子供の頃の生育環境の影響を強く受けているようです。

5歳から32歳までプラークスコアを追った研究論文があり、5歳の頃プラークが多かった子供たちは
  ※大人になってもプラークが多く、スコアは増えている
  ※虫歯や(虫歯により)歯を失った確率が有意に高い
  ※4mm以上の歯周ポケットが有意に多い

逆に5歳の頃プラークが少なかった子供たちはスコアが低下、大人になってもプラークは少ないという結果に。

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、子供の頃の行動は親の教育や、置かれた環境の結果である、
という側面が非常に大きく、大人の行動や病気は子供時代の養育環境の影響も受けている、と言えます。
そのため、日常生活の中でどう子供と関わるか、接していくかも大切になります。

(衛生士 T)

2025.08.27

フッ素とは

皆さんはフッ素が自然界に広く分布している事をご存知ですか?
フッ素は海中や地中、様々な種類の食べ物に含まれています。

☆自然界に存在するフッ素を一部紹介します。
・海中(1.3ppm)
・地中(平均280ppm)
・河川(0.1~0.2ppm)

食べ物で言うと

・ビール(0.8ppm)
・緑茶(抽出液)(0.3~1.3ppm)
・イワシ(身)(0.2ppm)
・エビ(0.6ppm)
・海藻(9.1ppm)
・牛肉(0.07ppm)
・りんご(0.02ppm)
・みかん(0.05ppm)
・にんじん(0.04ppm)
・だいこん(0.04ppm)

など普段口にする食べ物にも含まれていて、毎日1mg程食品から摂取しています。
ただこの量だけでは虫歯予防には不足しているため、
歯に直接フッ化物を塗布する事が有効と言われています。

フッ化物を、適切に応用して、虫歯予防をしていきましょう!

(衛生士 M)

2025.08.02

むし歯予防の必要性

みなさん、お口の中のメンテナンスをしていますか?

メンテナンスする事で歯と口腔内を健康に保つ事ができ、美味しく食事をして会話を楽しむことができます。

歯を失う2大原因にむし歯と歯周病があります。
むし歯は生活習慣病なので正しい歯磨き、適切な食習慣、フッ素塗布、メンテナンスなどで予防できる病気です。
歯周病もメンテナンスで早期発見する事で歯を失うリスクを下げる事ができます。

80歳になっても自分の歯を20本以上保ちましょう!という『8020運動』ですが、
石川県の8020運動の達成者の割合は全国の約半分の割合しか達成できていません。

8020を達成する為に乳幼児期からむし歯予防を習慣づけ、ライフステージに応じたむし歯予防に取り組むことが大切です。

そのために歯医者さんに行ってメンテナンスをしましょうね✨

(衛生士 S)

2025.07.24

ご来院される皆様へ〜熱中症にご注意ください〜

日差しが強く、蒸し暑い時期になってきましたね。この季節気をつけたいのが「熱中症」です。
歯科の受診では、
・治療の内容によっては途中でお水が飲めない時間も
・緊張や汗で体の水分が減りやすい
…という環境になりがちです。

ご来院の前に、こんな対策を!

・出発前にコップ一杯の水を飲んでおく
・自宅や出先から徒歩でご来院の際は涼しい服装、帽子や日傘で直射日光を避ける
・もし体調が悪い場合であったり、向かっている途中で具合が悪くなってしまった場合は無理せずご連絡ください。(予約の変更できます)

院内涼しくしておりますが、暑さやめまい、気分の悪さを感じた場合はお近くのスタッフまで遠慮なくお声がけくださいませ。

皆さんが安心して治療を受けられるよう、スタッフ一同、患者さまの体調への配慮も日々心がけています。

ご来院の際も含め熱中症には気をつけていきたいものですね…暑い日が続きますが、どうぞ体調に気をつけてお過ごしくださいませ!

(助手 S)

2025.07.03

フッ素とアレルギー

歯科検診でフッ素を塗ってもらうことがあると思いますが、特に小さなお子さんの場合、
フッ化物でアレルギーを起こす人はいないのかな?と気になることありませんか?

結論はフッ化物そのものがアレルギーの原因となることはありません。

市販の歯磨き剤は90%以上がフッ化物配合ですが、それによりアレルギー反応を生じたという信頼に足る報告はなく、
専門機関や学会においても、フッ化物とアレルギーの関係は科学的に否定されています。

世の中に存在する全ての物質は分子から出来ていますが、
アレルギーを引き起こす物質(卵、乳製品等)は分子量が大きいものが該当します。

フッ化物塗布などに使われるフッ化ナトリウムはアレルギーを引き起こす物質と比較すると分子量が格段に小さいため、
アレルギーを引き起こしにくいと考えられます。

フッ化物を、適切に応用して、虫歯予防をしていきましょう!

(衛生士 T)

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