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2026.05.14
皆さん定期検診などで歯科を受診したとき、歯石を取ってもらってますよね?
歯石ってお口の中の細菌が関係あると思いますか?
実は人工唾液のような石灰化液で様々な細菌を培養してみると、
生きた細菌でも死んだ細菌でも石灰化(石のように固まる)する様子が認められた、という報告があります。
また、無菌動物の歯面に石灰化物の沈着が認められた、という報告もあることから、
歯石の形成には特定の細菌が関係しているのではなく、細菌に共通する細菌膜(リンやタンパク質、脂質など)が
石灰化の促進に関わっているのではないか?と考えることができます。
下の前歯裏側は細菌の塊であるプラークは比較的できにくいにも関わらず歯石がつきやすいことからも、
細菌そのものではなく、細菌が何らかの歯石形成の促進要因となっているのかも知れません。
しっかり歯みがきをしてお口の中の細菌を減らせるよう、定期検診など歯科受診の際には
どのくらい磨けているのか確認してみましょう。
(衛生士 T)