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2023.07.20

歯周病になっていませんか?

歯周病かどうかご自身で把握してますか?
見た目では判断できないので、歯医者さんに行って検査してもらわないとわからない病気です。

歯周病の恐ろしい所は、自覚症状があまりない状態で進行していくことです。
別名「サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)」や「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。

自覚症状なく何が進行していくかというと歯を支える周りの骨が溶けていくことです。

骨は歯茎に覆われているので、鏡で見ても骨が溶けていることはわからないのです。

気づかないうちに歯がグラグラ動き出し、しまいに自然と抜け落ちてしまうのが歯周病です。

そうならない為に下のセルフチェックをしてみてください。

一つでも当てはまる項目があれば歯周病の可能性があります。

◽︎ 歯茎が腫れる。
◽︎ 歯茎がムズムズする。
◽︎ 歯が浮いた感じがする。
◽︎ 冷たい物がしみる。
◽︎ 歯磨きすると歯茎から血が出る。
◽︎ 起きたときに口の中がネバネバする。
◽︎ 歯がグラグラする。
◽︎ 口臭がする・指摘された。
◽︎ 歯に歯石がついている。
◽︎ 歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい。
◽︎ 歯茎が下がって長くなった感じがする。
◽︎ 以前と歯並びが変わったような気がする。

どうでしたか?早めに処置すれば歯周病は予防できます!

症状が強くなくても、歯医者さんに行って診てもらいましょう。

(衛生士 S)


    

2023.07.04

待合室より

ジメジメとした梅雨の季節がやってきましたね☔️
梅雨は何かと体調を崩しやすい季節。
体調管理に気をつけて梅雨を乗り切りましょう!
水分補給も大切ですね!

待合室の絵を交換いたしましたので、
来院の際ぜひご覧下さい🖼

(助手 S)

2023.06.19

乳歯が抜けたらどうしてる?

乳歯が抜けた時、どのようにしていますか?
日本では…
上の歯は縁の下に、下の歯は屋根に放り投げると丈夫な歯が生えてくるという風習があります。
では、世界の国々では抜けた乳歯はどのように扱われているのでしょうか?

扱い方は多少差がありますが、多い順にまとめてみました。

1、屋根に放り投げる(下の歯のみを含む)
ブラジル、インド、中国、韓国など22ヶ国

2、枕の下に入れておく
アメリカ、カナダ、イギリス、フランスなど14ヶ国

3、地面に投げる、置く(上の歯のみを含む)
シンガポール、タイなど6ヶ国

4、ネズミが持っていける場所や巣に置く
ロシア、南アフリカなど5ヶ国

5、太陽に向かって投げる
エジプト、モロッコなど4ヶ国

後は…
南米コスタリカでは抜けた歯に金メッキをしてイヤリングを作る
モンゴルでは抜けた乳歯を若い犬にあげる
などあるそうですが
ドイツでは何もしないそうです。

いずれにしても、どの国でも乳歯は大切にされているようですね☺️

(衛生士 K)


    

2023.06.06

「噛める」事と「食べられる」事は違う!!

数年前から「フレイル(虚弱)」と言う言葉を歯科界で耳にするようになりました。
そこからオーラルフレイルや口腔機能の低下が注目されはじめました。

みなさんはご存知ですか!?
「噛める」=「食べられる」ではない事を!!
軟らかいご飯やおかずを〝噛む〟事は出来ても〝飲み込もう〟とすると誤嚥して吐き出して食べれないのです。
「食べる」事の重要な役割をもつのが、『口腔機能』です😌
口腔機能とは
①食べる
②話す
③感情表現
④呼吸するなどです。
今は困ってないから今後も大丈夫とは限りません(>_<)

口腔機能の低下の兆候として、
・食事中に食べ物を飲み込む時に水を飲まないと飲み込めない人
・舌や唇をかむ事が多くなった人
・くちゃくちゃ音を立てて食べている人
・時々咳ばらいをする人
などはいずれ口から食べる事が難しくなります。

みなさんが1番望む事は何ですか?
「自分の歯でいつまでも美味しく食べられる事」だと思いませんか✨

口腔機能の低下は、口の中や口周りのマッサージや、飲み込む力を鍛えるトレーニングや、
口周りの筋肉や舌を動かす事で予防ができるので、気になる方や興味のある方はいつでもお聞きください😊

(衛生士 M)

2023.05.27

歯周病菌の感染と発症

歯周病菌は唾液を介して感染するので、親子間や夫婦間で感染します。
感染経路としては・・・
・家族や恋人とのキス
・食器等を一緒に使う
・料理の共有
・家族や友人と飲み物を回し飲み
・ふーふーしてから子供に食べさせる

大事なペットとのスキンシップも要注意です。
飼っている犬の口からも家族と同じ歯周病菌が検出されたという報告もあります。

感染したら気づけるのでしょうか。
風邪の菌が体内に入った直後は気づかないと思います。
後から発熱や喉の痛みなど発症して初めて気づくように、
歯周病菌も感染した時はわからないのです。
ですが、歯周病菌は感染してもすぐに発症するわけではありません。
発症するリスクが高くなる要因として・・・
・口腔内の不衛生
→菌数が多いと歯周病の発症に繋がる

・喫煙
→タバコに含まれるニコチンがプラークを付きやすくするのと体の免疫力を下げる

・補綴物の不適合
   →すき間や段差にプラークが残りやすく歯周病やむし歯になりやすい

・歯列不正
→歯並びが悪いと歯周病の発症と進行に繋がりやすい

・糖尿病
→歯周病も悪化させる恐ろしい病気です

・女性ホルモン
→ホルモンバランスが変わる事で体調を崩しやすくなり、歯周病菌が住みやすい環境になりやすい

・ストレス 
→身体の免疫力が下がることで歯周病の発症、進行に繋がる 

などがあります。

大事なことはなるべく感染させないことと発症しにくい環境を作ることです。
まずはお口の中を清潔にしておくことです。
毎日の歯磨きはもちろんですが、歯周病になっていないかどうか検診することも大切です。
ぜひ、来院していただき歯周病検査、クリーニングをして歯周病予防をしていきましょう🪥

(衛生士 S)