佐々木歯科医院

佐々木歯科医院

ブログ

ブログ

子供の歯

2024.02.26

3~5歳の予防歯科

一般的な目安として、3歳前後に全ての乳歯が生え揃います。
乳歯は全部で20本です。
さぁ、いよいよ自分でしっかりハミガキ出来るようになるために練習を開始しましょう。

<目標>
 *食べたらみがく習慣をつける
 *正しいみがきかたを覚える

そして、自分で完全にみがけるようになるまでは、お父さんやお母さんによる仕上げみがきはとても大切です!


まずは、歯ブラシの持ち方です

“こんにちは”の持ち方
   →歯ブラシの毛先の面を自分と向かい合うように持つ

“さようなら”の持ち方
   →毛先の面を自分と反対向きに持つ

みがく時にはフッ素入りのハミガキ剤を使い、うがいをし過ぎずフッ素をお口の中に残すことがポイントです φ(•ᴗ•๑)
フッ素入りのハミガキ剤の使用量はフッ素濃度1000ppmのもので5mmほどです。
そのため、うがいは5~10ml位の少量で1回に留めましょう。




自分でハミガキするときには、事故の無いように、できれば座った姿勢で、何かあっても対処出来るよう大人の目が届く所で行いましょう。
また、みがく時は奥歯から前歯とか、かみ合わせから、など順番を決めてみがくようにしましょう。
そのあとは、しっかり仕上げみがきを行いましょう。
特に、
   *上の前歯
   *奥歯のかみ合わせ
   *歯と歯の間
はむしばになりやすい所のため、しっかり仕上げみがきをしましょう。

歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間は、仕上げみがきの時にデンタルフロス(糸ようじ)を使うのがオススメです。

そして、可能であれば仕上げみがきの時にお口の中をチェックして見て下さい。
黒くなっている所や白く濁った所など、気になるところがあれば検診の時に教えて下さいね。

(衛生士 T)

2023.12.13

子供のお口の機能低下

最近の子供はあごは細く、顔が小さい子供が多くみられますね。
あごが細いと見た目は良いかもしれませんが、
「噛む力」が衰え、あごが十分に発達しにくく、健康な食事ができないリスクが高まります。

子供のあごの発達不足です。

あごは
①噛むという上下の動き
②食べ物をすりつぶす為の左右の動き
ができる身体の中で唯一、左右対となるふたつの関節です。

最近の子供達は硬い物を食べる機会が減って、柔らかい食べ物ばかりを食べる事が多く、
あごが発達しにくく、上手く噛めない子が増えています。

※柔らかい食べ物
すりつぶす必要がないので、左右の動きを必要としません。
・調理パン
・レトルト食品
・穀物など
※硬い食べ物
すりつぶして食べる必要がある。
・繊維質の多い野菜
・筋のある赤身肉
・海藻類など

すりつぶして食べる食材には食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な物が多く、
きちんと摂取できないと、将来の生活習慣病のリスクが高まります。
そして、幼い頃から偏った食事をとる事で将来早いうちからオーラルフレイルになる危険性が高くなります😞
子供の好きな物だけでなく、季節の旬の野菜やこんにゃく、
豆類など歯ごたえのある食べ物にチャレンジしてみてはどうですか☆

また多世代で食事をする事はとても良い事なので、お爺ちゃんお婆ちゃんと一緒に食事をし、
礼儀作法や伝統的な和食の食べ方を学ぶ事は子供の為になります(^-^)

みんなで一緒に食卓を囲んで、わいわいと会話をし、笑いあいながら食事をしてみてはどうでしょう☆

(衛生士 M)

カレンダー

«10月»
   1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ブログ内検索

フィード

Copyright (C) 佐々木歯科医院 白山市 All Rights Reserved.