佐々木歯科医院

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子供の歯

2023.05.13

子どもの歯の成長に合わせた歯みがきをしよう

子どもが生まれて日々忙しく過ごしていくうちに、お口の中にかわいい歯を見つけると、
成長の嬉しさと同時に責任感も感じることと思います。

個人差もありますが、だいたい8カ月頃に なると、まず下の前歯が生え始めます。
歯が生えたら初めは歯ブラシに慣れることを目標に、顔やお口まわりを触るなどのスキンシップから始めましょう。

子どもの歯は3才頃までに全て生え揃います。この時期はまだうがいが上手に出来ないため、
ジェル状の歯磨き剤の使用がオススメです。

自分で歯ブラシが持てるようになったら、歯ブラシを持たせてお口に入れる練習を始めましょう。
ただし、お子さんが自分で歯みがきをする時には必ず保護者がそばで注意を払い、怪我などしないようにしてください。

自分で歯みがきが出来るようになってきたら、お子さんが磨いたあとにパパ・ママが磨いてあげましょう。
仕上げみがきは目安として、10才頃まで続けてください。

乳歯で虫歯になりやすいところは、
 *前歯の外側
 *奥歯のかみ合わせ
 *歯と歯の間
です。
虫歯になりやすい 歯と歯の間はデンタルフロスを使いましょう。

6才頃になると、乳歯の奥歯の後ろに6才臼歯が生えてきたり、前歯が抜けて永久歯に生え替わったりして、
徐々に永久歯へ生え替わっていきます。
生え替わりの時期に虫歯になりやすいところは、
 *生えたばかりの永久歯
 *上の前歯
 *奥歯のかみ合わせ
 *歯と歯の間
です。
食べたあとは自分で磨く習慣をつけて、永久歯を自分できちんと磨けるようにしましょう。

乳歯が虫歯などで早期に抜くようなことになると、その後に生えてくる永久歯が動いてしまって生えるスペースがなくなり、
歯並びに影響する場合があります。
「どうせ生え替わるから、乳歯は虫歯でもいい」と思わずに、乳歯の虫歯もしっかり治療しておきましょう。
そして、永久歯が生える前からしっかり磨く習慣をつけましょう!!

(衛生士 T)

2022.10.14

歯の王様

小学校に入る頃に生えてくる永久歯の中で一番大きく、噛む力が最も強い第一大臼歯(6歳頃に生えてくるので、6歳臼歯ともいいます)が生えてきます。
この第一大臼歯は非常にむし歯になりやすく、生え始めにむし歯になりやすい歯でもあります。

6歳臼歯(第一大臼歯)は、口の中の大黒柱。「噛み合わせの鍵」と言われるように歯並びや噛み合わせの基本となるので、『歯の王様』と呼ばれています。
永久歯の中で硬い物もしっかり噛むことができ、一番よく噛む歯なので大切にして頂きたいです。
この歯は、完全に生えるまでに時間がかかるので、生え始めの時期にとてもむし歯になりやすいです。

噛む面の溝が深くて複雑な為、食べカスが溜まりやすい。
・完全に生えるまで噛まないので、食べ物が溜まったままになりやすい。
・年齢的にも遊び友達も増えて、家族の知らない時間も増えてきて、行動や食べ物の管理が行き届かない。
・自分の思い通りにしたい時期。家族に歯磨きを手伝ってもらうのを嫌がる。

そのため、歯の清掃が不十分になりやすいのです。

この歯の王様を守るために、フッ素を塗って歯の質を丈夫にしたり、噛む面が完全に出てきたら予防のための詰め物で埋める(シーラント)など、
形態的にむし歯にならないようにすることもできます。

また、生え始めの歯は背が低くて歯ブラシが当たらないので、横から入れて磨くと届きます。

歯の交換期(生え変わり時期)にある子どものお口の中は、とても複雑で子どもの歯磨きでは行き届かないところもあります。
ですから、子どもが歯磨きした後に親御さんが仕上げ磨きをしてして頂きたいです。
仕上げ磨きの時間は親子にとっても楽しいコミュニケーションの時間になります。
仕上げ磨きは、少なくとも小学校3、4年生頃まで続けてして頂きたいと思います。

フッ素は年に2回以上塗布すると効果が出ますので是非メンテナンスにお越しください😌

(衛生士 S)

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