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2023.11.02

「歯科疾患」と「口腔機能」はつながっている!!

高齢の患者様で
「毎日、一生懸命に歯を磨いて、歯医者さんでも定期検診を受けているのに、どうして悪くなっちゃうの?」
と思われてる方や、定期検診を行ったとしても、歯周病や虫歯を繰り返してしまうと
「もう歳だから仕方ないかな…」とおっしゃる方がいます。

高齢者における歯科疾患の悪化は、口腔機能の衰えととても密接な関係があります。

※手先の筋肉が衰えて上手く動かせなくなる
→ブラッシングスキルが下がって、口腔衛生状態が悪化する。
※身体の筋肉が衰えている
→舌や喉の筋肉も同時に衰えていると考えられる。

しかし、
「高齢者=全員問題あり」ではないです!
すべての人が同じ様に衰えていく訳ではないです。
年齢や全身疾患や身体を動かしているかによって変わってきます。

口腔機能の向上が高齢者のQOLのアップや介護予防や要介護の重度化を防ぐ事になります。

残存している歯が多い事は、健康にとっても良い事です!
健康に気を遣いながら歳を重ねていけば防げる老いもあります!

オーラルフレイルを進行させずに、要介護や寝たきりをくい止めていきましょう😊

(衛生士 M)