Sasaki Dental Office
ブログ
2023.11.02
高齢の患者様で
「毎日、一生懸命に歯を磨いて、歯医者さんでも定期検診を受けているのに、どうして悪くなっちゃうの?」
と思われてる方や、定期検診を行ったとしても、歯周病や虫歯を繰り返してしまうと
「もう歳だから仕方ないかな…」とおっしゃる方がいます。
高齢者における歯科疾患の悪化は、口腔機能の衰えととても密接な関係があります。
※手先の筋肉が衰えて上手く動かせなくなる
→ブラッシングスキルが下がって、口腔衛生状態が悪化する。
※身体の筋肉が衰えている
→舌や喉の筋肉も同時に衰えていると考えられる。
しかし、
「高齢者=全員問題あり」ではないです!
すべての人が同じ様に衰えていく訳ではないです。
年齢や全身疾患や身体を動かしているかによって変わってきます。
口腔機能の向上が高齢者のQOLのアップや介護予防や要介護の重度化を防ぐ事になります。
残存している歯が多い事は、健康にとっても良い事です!
健康に気を遣いながら歳を重ねていけば防げる老いもあります!
オーラルフレイルを進行させずに、要介護や寝たきりをくい止めていきましょう😊
(衛生士 M)
2023.08.28
みなさんは食事中にむせた経験はありませんか!?
私も慌てて食べるとたまにむせる事がありますが、
普段ゆっくり食べていても、食事中に飲み物や食べ物がするっと喉の奥の方に入って、
むせてしまう事はありませんか?
日常生活以外でも、歯科の治療で、歯のクリーニング中や虫歯の治療中などに、
お水をためる事が難しくなり、むせて咳き込んだ事はありませんか?
むせて咳き込んでしまうのは、飲み込む為の筋力が落ちているからかもしれません。
この筋力は加齢と共に衰えてしまうのですが、よく噛んでゆっくり食べる事に気をつけながら、体操で鍛える事ができます☺️
体操の一つにパタカラ体操があります✨
〝パタカラ体操〟とは
「パパパ…タタタ…カカカ…ラララ…」を10回ずつ連呼します。1日3セット行います。
「パ」→唇をしっかり閉じて発音する
「タ」→舌の先をしっかり上あごにくっつける
「カ」→喉の奥に力を入れて、喉を閉めて発音する
「ラ」→舌をしっかり巻くようにする
パタカラ体操で期待できる効果は
「パ」は唇で吸い込んだりすすったりする事が上手になり、食べこぼしが減ります。
「タ」は食べ物を口の中で押しつぶしやすくなります。
「カ」は飲み込みがスムーズになります。
「ラ」は食べ物を口の中で丸めるのが上手になります。
みさなん是非〝パタカラ体操〟をやってみて下さい😊
(衛生士 M)